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2020年10月19日(月)月曜日の会社が憂鬱な人は、選挙に行きましょう!
Off The Record
Hello, Youtube! えもんです。
今回は、しばらく続いた北海道シリーズを一旦お休みして、マジメな話をしてみました。
内容ですが、同一労働同一賃金絡みで争われていた複数の事件の最高裁判決が下され、本職の人事ネタであったこともあり、急遽動画を回すことにしました。
同一労働同一賃金といえば、大企業は2020年4月から、中小企業は2021年4月から、法律を遵守した処遇を施さなければならなくなりました。
それゆえに、今回の最高裁判決次第で、判例、つまりは処遇のボーダーが間接的に示されるわけですから、人事界隈では本当に注目を浴びていました。
詳しい話はさておき、結果的に①と②については、会社側に有利な判決が。
一方、③についてだけ、労働者側に有利な内容となりました。
①メトロコマース事件:退職金が争点になった訴訟。あれですよ、駅にキオスクってあるじゃないですか?正社員の販売員と契約社員って、やることは同じなのに、処遇が違ったからって訴えたんですよ。そうしたら、こうこうこういう理由で処遇差があったという会社の主張が認められることに。
②大阪医科薬科大学事件:ボーナスが争点になった訴訟。これは、ずーっと長い間、事務作業をやっていた職員が、ふと思ったんでしょうね。あれっ、なんで私にはボーナスがないんだろうって。詳細は割愛しますが、本件も結果的に使用者側の主張が通りました。
③日本郵政事件:扶養手当、休暇等。これは動画でも行ってますが、郵便局の配達員って、ぶっちゃけ運ぶっていうくくりでは雇用形態にかかわらず、業務って同じなわけじゃないですか。でもなんで俺たちは、あれがないんだ、これがないんだって、割と束になって訴訟した案件。こちらは、均等待遇って言われる部分は概ね労働者側が勝ち取りました。
日本の経済も振り返ってみれば、戦後、関東平野は火の海に、そして焼け野原へ。
そこから日本人が力を合わせて経済復興し、数十年で高度経済成長期を迎えることに。
資本主義社会の中で経済が大きくなるわけですから、どこかにひずみが生じるわけですよ。
それが今回でいえば、非正規雇用者の処遇が正規雇用者と比較すると決して均衡・均等待遇ではないんじゃないかって争われたんですよね。
別にさ、処遇が悪いのは決して非正規雇用だけじゃないんですよ。
私も人事担当でね、過去の新卒採用者の初任給データを見る機会もあるんですが、マジでビックリ。
この20年以上、全然かわってないんですよ。笑
1円も上がっていないかというと、もちろんそうではないんですが、20万が21万になったとかのレベルです。
1万円上がってるじゃないかといいますが、同時に税金や社会保険料も上昇しているわけですから、プラマイゼロどころか、実質マイナスになっています。
しかしながら、物価は上がる一方で、多くの会社員はますます残業をすることで、生活費の足しにするのです。
最後に、今回の訴訟で訴えた人たちの年代を見ると、ドンピシャでバブル世代なんですよ。
当時俺は生まれてもいないので、実際の状況はわかりませんが、聞いた話だと相当いい時代だったらしいですね。
竹中平蔵さんが作り出した人材派遣という仕組みに乗っかり、悠々と生活できていた非正規社員もたくさんいたことでしょう。
しかしながら、そのツケがブーメランとして自分に返ってくると想像できた人はどれくらいいたのだろうか。
自民党以外だったらバブル崩壊を防げたのかな?いやいや、それは所詮結果論です。
2020年10月、武漢肺炎の影響を受けて、世界経済が崩壊しています。
今後、日本がどういう国になっていくのか。
それはあなたの一票にかかっています。
ということで、法治国家である日本社会は政治家の行動で大きく左右されるわけですから、自分たちの身にふりかかると思えば、ちょっとくらい選挙に行こうって思いませんか?
Youtube世代の子供たちに届けば幸いです。
それでは今週も一週間頑張りましょう。
おはようございます!
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毎週月曜日に会社へ行こうか迷っている人は、一度この本を読んでみよう。
俺は個人的に転職”否定派”だし、ぶっちゃけ著者のmotoさんみたいな成功事例は極稀なケース。
しかーし、人生捨てたもんじゃない。
ピンチはチャンス!
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生きてるだけで丸儲けやで。